Bは東北地方の都市に生まれた。家庭は両親と姉の4人であった。その都市は今は合併によってなくなっているが、便利なところであった。まあ、Bは結局小学校に入学する際にその都市を離れてしまうので、彼の記憶にはその都市はほとんど残っていない。
さて、Bの乳児期であるが、生まれながらに病弱であった。そのため母親はいつもBにつきっきりであった。やや過保護ではあったものの、母親はBに精一杯愛情を注ぎ、Bも母親のことが大好きであった。Bは一度病気で長期入院した。それもあまり彼の記憶には残っていないようだ。ただ、いつも病院に行っていたので、担当医や看護師にもすっかり覚えられ、かわいがられていた。
Bの幼稚園入園以前の同世代の子供とのかかわりは、ほとんどが母の知人の子供であった。また、隣の家にも同世代の子供が住んでいた。一応遊ぶには遊んでいたようだが、仲間はずれになったり、ケンカになって負けて泣くことも多かったようだ。隣の子供ともたまにケンカをしたが、隣の子供もわがままであったので、隣の子供のほうに問題があると考えられていた。しかし、一般的な人と違うのはBのようである。Bが正常な人間関係を築けないのは生まれつきであったと考えられる。
1 件のコメント:
ネタをぱくらないでください><。。
しかも作家ぶった文体が笑えます><
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